【展示導入】カール・ハンセン＆サンの家具お取扱いがスタートしました。

2023年4月7日

こんにちは。静岡県藤枝市のインテリアショップ藤越（フジコシ）です。
本日は新規導入いたしましたカール・ハンセン＆サンの展示家具とブランドのプロフィール、そして人気チェアCH24（Yチェア）についてご紹介いたします。

【目次】

カール・ハンセン＆サンの藤越展示家具リスト
カール・ハンセン＆サンのブランドプロフィール
人気チェアCH24（Yチェア）について

■カール・ハンセン＆サンの藤越展示家具リスト

以下展示家具リストです。

CH20 ELBOW CHAIR/オークオイル/THOR301
CH23/オークオイル/ナチュラルペーパーコード
CH24 WISHBONE CHAIR/ビーチオイル/ナチュラルペーパーコード
CH24 WISHBONE CHAIR/オークオイル/ナチュラルペーパーコード
VLA26T/オークオイル
CH88P/オークオイル/REMIX173/ブラック脚
CH88P/オークオイル/THOR301/ステンレス脚
BA103 PRELUDIA ROUND/オークオイル/ホワイトラミネート
FK10 PLICO CHAIR/オークオイル/キャンバス
MG501 CUBA CHAIR
E021 EMBRACE LOUNGE TABLE

展示商品以外にもカタログ掲載品のお取り寄せが可能です。
家具専門スタッフが板見本や生地見本等で素材変更やカラーオーダーのご案内をいたします。

【▼売り場写真（店舗２F）】

■カール・ハンセン＆サンのブランドプロフィール

カール・ハンセン＆サンは北欧家具と言えばな国「デンマーク（オーデンセ）」発祥のブランドです。

ブランド名の由来は文字通り、カール・ハンセンとその息子たちによる家具ブランドである、という所からきています。

ブランドの生みの親とは全く関係のない人物が現在の経営者として君臨する北欧家具メーカーが溢れている中で、カール・ハンセンは創業（1908）から100年以上経った今もなおその一族（現在のカール・ハンセン＆サンは初代カール・ハンセンのお孫さんクヌッド・エリック・ハンセンが経営者）がトップとなって経営されている稀有なメーカーと言えます。

カール・ハンセンのブランドストーリーは歴史を重んじる日本人の民族性とマッチしているかもしれませんね。

そしてカール・ハンセン＆サンには創業当時から変わっていない企業理念があります。それは
「優れたクラフトマンシップと最新技術を融合し、質の高い家具を、リーズナブルな価格でより多くの人々に提供すること」
です。

デンマークでは1脚で100万円を越える椅子がざらにある中で、
例えばCH24(Yチェア)は1脚10万円前後。

1脚10万円と聞くと日本人の当たり前からすると少しお高く感じるかもしれませんが
職人由来のCH24(Yチェア)はメンテしながら孫の代まで使えるとても丈夫な椅子、だと知れば見え方は変わってくるはずです。

【▼カール・ハンセン＆サン工房の様子】

そうカール・ハンセン＆サンの家具は、極めて高品質な北欧家具の中ではその高品質さを保ちながらもリーズナブルな価格なんですね。

なぜ高品質かつリーズナブルという一見矛盾した２つの要素を実現できているのか、という部分に関しては、初代カール・ハンセンがクラフトマンによる手仕事での家具製造が当たり前だった時代から、効率化できる工程に関しては機械に任せるというスタンスで物づくりを推し進めてきたというカール・ハンセン＆サンの成り立ち・歴史が深く関わっています。

メンテナンスしながら長く使える家具を、北欧家具メーカーの中ではリーズナブルな価格で提供しより多くの人に愛用してもらう。

それがカール・ハンセン＆サンの根幹、企業理念となっています。

■カール・ハンセン＆サンの人気チェアCH24(Yチェア)について

カール・ハンセンと言えばCH24(Yチェア)の会社というイメージですよね。そのくらいCH24(Yチェア)は世界的ヒット殿堂入りチェアとして知られています。

背板がアルファベットYのような形をしていることから日本では「Yチェア」の呼称で親しまれているこの椅子、欧米では鳥の暢思骨の形にそっくりということで「ウィッシュボーンチェア」と呼ばれていたりもします。
カール・ハンセンのカタログ記載の正式名称もCH24,ウィッシュボーンチェアと表記されていますね。

またCH24(Yチェア)はハンス・ウェグナーというデザイナーによってデザインされています。
【▼ハンス・ウェグナー(Hans-J-Wegner)】
ハンス・ウェグナーは10代の頃から木工を学び、優れた技術を持つ職人として「マイスター」の資格を持つ人物です。
職人として十分な技術を身に着けたのち美術工芸学校でデザインを学び、アルネ・ヤコブセンの事務所などで家具デザイナーとして活躍。1946年、ウェグナーが32歳の時に独立し、以後生涯に500以上の椅子をデザインし北欧デザイン、20世紀のデザイン業界を代表する人物と評されています。

そんなウェグナーがデザインしたCH24(Yチェア)。
ペーパーコードの座面と軽やかな木製フレームから成り、無駄がなく美しく機能的なデザインが目を引きますね。

CH24(Yチェア)の価格については仕様と色々あれどおおよそ８万円台スタートでややお高く感じます。ただ座面のペーパーコードの編み直しやオイルメンテ、木材の組みなおし（5~10年に１回のペースで３万円ほどのメンテ費）をすることで孫の代まで使える椅子です。つまり長期的に見たらコスパにおいても◎な名作チェア。